プロレスと総合格闘技ってどう違う?その答えをズバリ解説

プロレスと総合格闘技、どちらも打撃あり投げあり関節技ありでどう違うのか、区別がつかないという話を聞いたことがあります。

プロレスと総合格闘技はいろいろな面で違いがあります。

今回はプロレスと総合格闘技の違いについてお伝えします。

プロレスと総合格闘技の違いはなに?

プロレスと総合格闘技、よく知らない人が見ると区別が付かないかもしれませんがこの二つは大きく違います。

主な違いを表にしてみました。

プロレス 

試合の勝敗が決まっている

相手の技を受ける

鍛えている部分を攻撃する

大げさにアピールをする

体のダメージが少ない(試合数が多くできる)

年をとってもできる

総合格闘技

勝敗が決まっていない

相手の技をできるだけ受けない

相手を倒すための攻撃をする

大げさにアピールをしない

体のダメージが大きい(あまり試合数ができない)

年を取ると難しい

一番の違いはプロレスはストーリーがあるエンターテイメントだということです。

詳しくは下記を見てください。

試合の勝敗が決まっている・決まっていない・・・プロレスは試合の勝敗が事前に決まっています。お客さんを楽しませるのが目的です。

対して総合格闘技はルールのある競技です。

プロレスは真剣勝負じゃない。総合格闘技は真剣勝負。じゃあ、総合格闘技のほうが優れているのかと言うとそういうものではありません。

勝敗が決まっているからこそ、面白いということもあります。それに総合格闘技の真剣勝負だからこその面白さもあります。

それぞれ別物なのでどちらが優れているというものではありません。

相手の技を受ける・受けない・・・・プロレスはエンターテイメントなので相手の技を受けることが前提になっています。相手の技を受けることで、普通だったら決まらないような大きくて派手な技が決まったりします。

総合格闘技は相手の技をいかに当たらないように自分の攻撃を加えるかが醍醐味になります。

危険な部分は攻撃しない・する・・・プロレスでは顔など危険な部分は極力攻撃しないようになっています。体とか鍛えた部分を攻撃するのが暗黙の了解になっています。総合格闘技はルール内で認められていることはすべて攻撃可能です。

大げさにアピールする・しない・・・プロレスはエンターテイメントなので技をかける前に大げさにアピールをします。すると会場は大いに盛り上がります。総合格闘技の場合は真剣勝負なのでアピールしていたら逆にやられてしまいます。

体のダメージが少ない・大きい・・・プロレスは鍛えた部分のみを攻撃するので1試合にかかるダメージは総合格闘技に比べたら大きくありません。逆に総合格闘技は1試合にかかるダメージが非常に大きくなります。

このためプロレスは年間100試合するレスラーもいますが総合格闘技では多くても年6回とかになります。1試合にかかるダメージは総合格闘技のほうが大きいですが、その分プロレスは試合数をこなすことになります。

年を取ってもできる・できない・・・プロレスラーは危険な部分を狙わないのと勝敗が決まっているので結構年を取ってもできます。ジャイアント馬場さんは60歳まで現役でしたし滑舌が悪いことで有名な長州力さんも天龍源一郎さんも65歳まで現役でした。それにくらべて総合格闘技はどんなに年齢がいっても40歳くらいが限界です。

プロレスと総合格闘技は同じ部分はあるの?

プロレスと総合格闘技はいろいろ違う部分もありますが共通する部分もあります。

それは以下の2つです。

  • 体を鍛えている
  • 興行としてやっている

体を鍛えている・・・プロレスも総合格闘技も体が主本です。ただしプロレスラーが体を鍛えるのは強くなるためではなく、怪我をしないためといい試合をするためです。体を鍛えていないと相手を持ち上げたり投げたりすることができません。それに対して総合格闘技の選手が体を鍛えるのは試合に勝つためです。

興行としてやっている・・・プロレスも総合格闘技もどちらも興行としてやっています。入場料を払って会場に見に来る人がいる。テレビ放送をしてみてくれる人がいることでスポンサーがお金を払ってくれる。

そこで試合をできるだけ面白くしないといけません。

プロレスの場合は面白くするためにいろいろな演出、デスマッチやストーリー試合の展開や試合の結果を考えます。総合格闘技の場合は勝敗を決めたり試合の流れを決めるわけにはいかないので、ルールを整備して面白くなるようにします。あまり試合が膠着しないようにとか選手がへばってしまわないようにラウンド性にする、どこまでの攻撃を有効にするか?など。

アンディフグの見せる試合

総合格闘技ではありませんがK-1のと言う立ち技専門の真剣勝負の団体があります。そこの団体にアンディフグと言う選手がいました。K-1での勝敗のつけ方はKOか判定で決着をつけます。もちろんKOが一番盛り上がるのですが、相手が強いとなかなか難しかったりします。5ラウンドまでの試合で4ランドまでポイントをとっていて最終5ラウンド。もう無理に攻めなくてもアンディフグの勝ちは決まっていました。

積極的に攻めるとKO勝ちする可能性もありますが、逆転されるリスクもあります。そこでアンディは積極的に打ち合ったりはしませんが踵落としなど、派手な技を時折繰り出していました。真剣勝負でもただ勝てばいいというわけではなくて、お客さんのことを考えて盛り上げるというのはプロレスと共通するんだと思います。

プロレスラーは弱いのか?

プロレスは総合格闘技と違ってストーリーがあります。そのため強い人間が試合に勝つわけでもありません。

じゃあプロレスラーは弱いのかと言うと、プロレスラーはもともと運動神経がよく体も大きく鍛えているので、普通の人よりずっと強いです。

じゃあ、総合格闘技の選手と比べたらどうなのかと言うと、総合格闘技の試合で総合格闘技の選手と戦ったら勝つのは苦しいでしょう。

もともとプロレスラーは、総合格闘技で勝つためのトレーニングをしていないからです。

じゃあ、プロレスラーは総合格闘技の選手より弱いのかというとそれもまた違うと思います。

総合格闘技は総合格闘技と言う競技なので、それを専門にやっている人と戦って勝つのはさすがに無理です。

例えていうなら白鵬が柔道のオリンピックに出たらどうなのかと言うのと同じです。

たぶん白鵬は柔道をやらせても、普通の人と比べたらめちゃくちゃ強いでしょう。

でも柔道の重量級のオリンピック選手と柔道で戦ったらそれはさすがに勝てません。

プロレスのみで総合格闘技は無理

アメリカのプロレス団体に所属しているブロックレスナーのように両方をやる人もいます。

日本では桜庭和志選手などもプロレスラーでありながら総合格闘技で結果を残していますね。

ただし、二人ともアマレスの実力があったというバックボーンがあります。

プロレスのみで総合格闘技に挑戦するのはかなり無謀だと思いますね。

まとめ


プロレスと総合格闘技の一番の違いは勝敗が決まっているか決まっていないかです。

プロレスにはプロレスの良さがあって、総合格闘技には総合格闘技の良さがあります。

どちらが優れているか優劣を決めるものではありません。

それぞれの特性を理解してどちらも楽しみたいですね。

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